科目別対策:財務・税務——出題割合20〜23%、財務3表・バリュエーション・計算問題・税務の要点
財務・税務は20〜23%。範囲は簿記と財務3表の基礎、バリュエーションの財務知識(中小M&Aでは時価純資産法が多い)、財務DD・税務DDの調査事項、各種税金の基本、役員退職金や株式譲渡スキームの税務まで。計算問題(FCF、時価純資産、EBITDA等)が出る唯一の科目で、符号処理の正確さが得点を分けます。
何が問われるか
①財務3表の読み方(BS/PL/CFの関係)②バリュエーション手法の分類と中小での実務(時価純資産法+営業権の考え方)③財務DD・税務DDの調査項目④計算(FCF=営業利益×(1−税率)+減価償却−設備投資−運転資本増加、時価純資産=時価資産−時価負債 など)⑤税務(株式譲渡と事業譲渡の課税の違い、役員退職金の扱い)。
苦手になりやすい部分
計算の符号(運転資本の増加はマイナス、仕入債務の増加はプラス)、簿価と時価の区別(簿価債務超過でも時価資産超過があり得る)、「最低手数料」と料率計算の適用順序。税務は「節税できる」型の誤答肢に引っかかりやすい。
勉強方法と演習のポイント
計算は公式を覚えるのではなく、同じ型を数値を変えて5回解く。税務は課税関係を「誰が・何に・どの税率で」の表にして整理。DDは調査項目リストを原文で確認します。
簿記の資格は必要ですか?
必須ではありませんが、財務3表の関係が分かるレベル(簿記3級程度の理解)があると計算問題が安定します。
計算問題は何問出ますか?
出題数は未公表。科目割合20〜23%の中に計算・事例・知識が混在する想定です。
税制改正の影響は?
税率等は法改正で変わり得ます。当サイトは基準日を明示し、改正時に更新します。
出典: 試験科目詳細(検討会第4回 資料3)(中小企業庁)/中小M&Aガイドライン(第3版)(中小企業庁)/タックスアンサー No.1463 株式等を譲渡したときの課税(国税庁)