科目別対策:M&A実務——出題割合35〜40%、事前相談からPMIまでの工程知識
M&A実務は4科目で最大の35〜40%を占めます。範囲は事前相談・仲介契約/FA契約・重要事項説明・スキーム・バリュエーション・マッチング・DD・最終契約・クロージング・PMIの全工程に加え、市場動向と中小企業政策(登録制度・補助金・各種ガイドライン)まで。優先出題●は重要事項説明・最終契約ブロック・仲介とFAの違い・不適切な譲り受け側・PMIに集中しています。
何が問われるか
工程の「順番と目的」、各工程で支援機関がすべきこと・してはならないこと、契約前の説明義務(重要事項説明の項目と時期)、最終契約の構造(表明保証・補償・クロージング条件・経営者保証の扱い)、PMIの初期対応。事例型で「この場面で最も適切な対応は」と問われます。
苦手になりやすい部分
実務家:制度側の整理(登録制度・補助金・ガイドラインの位置づけ)。士業・金融機関:マッチングやPMIなど自分が関与しない工程の知識。共通:重要事項説明の項目を網羅的に言えるか。
勉強方法と演習のポイント
工程表を自分で書き、各工程に●項目を貼り付けて全体像を持つ。次に重要事項説明・最終契約の2ブロックを原文で精読。演習は事例型を中心に「なぜ他の肢が不適切か」まで確認します。
実務経験者なら勉強なしで解けますか?
工程知識は有利ですが、制度側(登録制度・補助金)と説明義務の網羅性で失点しがちです。診断で確認をおすすめします。
PMIはどこまで出ますか?
資料3にPMIの小項目があり●も付いています。初期対応の考え方(100日プラン等の枠組み)を押さえてください。
市場動向は覚える必要がありますか?
公表資料に載る数値(登録支援機関数など)は出題候補です。当サイトの試験情報で最新値を確認できます。
出典: 試験科目詳細(検討会第4回 資料3)(中小企業庁)/中小M&Aガイドライン(第3版)(中小企業庁)