中小M&A資格は誰が受けるべきか——仲介・FA、金融機関、士業、業界志望者それぞれのメリット
受けるべきなのは、①M&A仲介・FA会社の従事者(登録制度・信頼性の可視化に直結)②金融機関の事業承継・法人担当(提案の質の証明)③税理士・公認会計士・診断士(顧問先支援の幅)④これからM&A業界に入る人(未経験者が知識と倫理を証明できる数少ない手段)。共通のメリットは「国の制度に接続された資格」であること、注意点は科目別基準で専門外科目を捨てられないことです。
仲介・FA従事者
登録制度との接続が設計されている以上、最も直接的な対象です。実務科目は強い一方、法務・税務の体系知識と倫理の規範文言で失点しやすい。
金融機関の担当者
事業承継提案の説得力が上がります。4科目を広く浅く知っているタイプが多く、穴が散在するため診断で重点科目を絞るのが効率的。
士業
税理士・会計士は財務税務が得点源。実務工程(マッチング・PMI)と仲介/FAの制度的整理を補えば合格圏。顧問先からM&A相談を受ける場面での信頼にも直結します。
業界志望者・未経験者
未経験でも知識と倫理を証明できる手段は限られます。4科目すべてが新規のため時間はかかりますが、学習計画を立てれば独学でも到達可能です。
受験資格に実務経験は必要ですか?
未公表です。公表され次第更新します。
取る意味はありますか?
登録制度・定期講習と接続する設計のため、支援業務を続ける人には「取っておく」より「必要になる」可能性がある資格です。
まず何をすべきですか?
自分の型(仲介/金融/士業/未経験)に応じた弱点を知ること。無料診断で科目別の現在地が分かります。
出典: 中小M&A市場の改革に向けた方向性について(検討会第4回 資料2)(中小企業庁)