この記事の目次(9項目)
  1. チェックリストは「参考資料6」という番号で公開されている
  2. この記事はチェックリストの各項目を書き写さない
  3. 様式・サンプル類は番号ごとに分かれている
  4. 学習に使えるのは様式だけではない
  5. 番号はM&Aの工程順に並んでいない
  6. 資料を公開する主体と、試験を実施する主体は別である
  7. 当サイト案:書式は工程順に3つだけ開く
  8. 公表されていないこと
  9. 次の一歩:契約締結時の工程で落とす問題を1回で特定する

チェックリストは「参考資料6」という番号で公開されている

「仲介契約・FA契約締結時のチェックリスト」は、中小企業庁が中小M&Aガイドラインのページで参考資料6として公開している資料である(2026年10月11日時点)。資料の名称に番号が割り当てられているため、サイト内で探すときは「チェックリスト」という一般名で探すよりも、参考資料の番号で当たるほうが早い。掲載場所は中小M&Aガイドライン本体のPDFとは別で、同じページの参考資料の区画に並んでいる。

中小M&Aガイドラインの現行版は第3版である(2026年10月11日時点)。第3版は2024年8月に改訂された版として、中小企業庁の同じページに掲載されている。初版と第2版も過去版として同ページに残っているため、ダウンロードするときは版の表記を確かめる必要がある。

この記事はチェックリストの各項目を書き写さない

参考資料6の各項目の文言は、本記事には載せていない。当サイトは、PDF本文の読み取りが安定しなかった資料について、内容を推測で補わない方針を取っている。項目を知りたい場合は、中小企業庁のページで参考資料6を直接開くのが確実である。

この方針は、試験対策の情報では実害に直結する。仲介契約・FA契約の締結時に何を確認するかは、誤って覚えると実務でも試験でも間違った判断につながる箇所である。原典が無料で公開されている資料について、要約を介して覚える必要はない。

様式・サンプル類は番号ごとに分かれている

参考資料6は「仲介契約・FA契約締結時のチェックリスト」である。契約を締結する時点の確認に位置づけられた資料として、単独の番号が与えられている。

参考資料7は「各種契約書サンプル」である。中小企業庁のページには、2025年12月15日時点版と、同じ時点版の見え消し版の2種類が並んでいる。見え消し版があるため、前の版からどこが変わったかを文面の上で追える。

参考資料11は「M&A仲介契約/FA契約 重要事項説明書サンプル」である。PDF版、Word版、見え消し版の形式が掲載されている。Word版が用意されているのは、支援機関が自社の様式に落とし込む前提の資料であることを示している。

参考資料12は「最終契約におけるリスク事項についての説明書サンプル」である。PDF版とWord版が掲載されている。契約締結時の説明と最終契約時の説明が、別の番号・別の様式として分けて置かれている点がこの構成の特徴である。

参考資料13は「中小M&A時の経営者保証の取扱いについて」である。様式のサンプルではなく、取扱いを示した資料として同じ区画に置かれている。

学習に使えるのは様式だけではない

参考資料には、様式のサンプルではなく解説にあたる資料も含まれている。参考資料1は「中小M&Aの主な手法と特徴」、参考資料2は「中小M&Aの譲渡額の算定方法」、参考資料4は「中小M&Aの事例」である(2026年10月11日時点)。手法の選択と譲渡額の算定は、どちらも出題範囲に含まれる領域にそのまま重なる。

参考資料3は「事業承継・引継ぎ支援センター連絡先一覧」、参考資料5は「日本政策金融公庫『事業承継マッチング支援』」、参考資料8は「円滑な廃業を支援する施策」、参考資料9は「各種サポートツール一覧」、参考資料10は「日本税理士会連合会『担い手探しナビ』」である。これらは支援機関や施策の所在を示す資料であり、様式の確認とは別の目的で使う。

ガイドライン本体についても、第3版には本編のほかに概要資料と見え消し版が掲載されている。はじめて通読する場合は概要資料から入り、第2版からの変更点を追う場合は見え消し版を使うという使い分けができる。

番号はM&Aの工程順に並んでいない

参考資料の番号は、中小M&Aの工程の順番と一致していない。契約締結時に関わる資料は参考資料6と参考資料11に分かれ、最終契約時に関わる資料は参考資料12にある。番号順に上から開くと、同じ工程の資料が離れて現れるため、工程で理解したい場合は番号順ではなく工程順に並べ替えて開く必要がある。

資料を公開する主体と、試験を実施する主体は別である

中小M&Aガイドラインとその参考資料を公開しているのは中小企業庁である(2026年10月11日時点)。一方、中小M&A資格試験実施事業の委託先として株式会社銀行研修社が採択されたことは、中小企業庁が2026年5月1日に公表している。様式やチェックリストを探すときの入口は中小企業庁のガイドラインのページであり、実施団体のサイトではない。

当サイト案:書式は工程順に3つだけ開く

ここから先は当サイトの学習上の整理であり、試験の出題内容を示すものではない。公表された出題範囲や試験の実施条件を代替するものでもない。

1つめは参考資料11の重要事項説明書サンプルである。依頼者に説明する項目がどの順番で並んでいるかを、文言を覚えるのではなく並びとして一度目で追う。契約を結ぶ前にどこまで説明するのかが、様式の構成そのものに表れている。

2つめは参考資料6のチェックリストである。締結時に確認する観点が一覧の形で用意されていること自体が、この工程が確認事項の多い工程であることを示している。参考資料11を見た直後に開くと、説明する項目と確認する項目の対応が見える。

3つめは参考資料12のリスク事項の説明書サンプルである。契約締結時の説明とは別の様式になっている理由を、2つの様式を並べて確かめる。説明の時点が分かれているという構成は、工程を問う設問で問われやすい形である。

3つを開く目的は暗記ではない。公式テキストが公表されていない段階では、どの工程にどの書式が対応しているかという地図を先に持つほうが、個別の文言を覚えるより学習の効率が上がる。これは当サイトの判断である。

公表されていないこと

中小M&A資格試験の試験日、受験申込方法、受験料、受験資格、試験の正式名称、公式テキストは、2026年10月11日時点で公表されていない。参考資料が無料で公開されていることと、試験の実施条件が決まっていることは別の話である。確定している事項と未確定の事項は、当サイトの一覧ページで分けて掲載している。

次の一歩:契約締結時の工程で落とす問題を1回で特定する

今日できる行動は1つである。無料模試を1回受けて、契約締結時の説明と確認に関する設問だけを抜き出し、落としたものがあるかを特定する。参考資料6と参考資料11がどこにあるかが分かった今なら、落とした設問の確認先をその場で原典に取れる。場所を知らないまま解くと、間違えた理由を探す段階で手が止まる。

無料登録をすると、診断と模試の結果が保存され、次に同じ範囲を解いたときに前回との差を見られる。契約締結時の工程は参考資料が複数に分かれているため、1回で覚えきるより、間隔を置いて2回目を解くほうが残りやすい工程である。

中小M&Aガイドラインのチェックリストはどこにありますか。

中小企業庁の中小M&Aガイドラインのページで、参考資料6「仲介契約・FA契約締結時のチェックリスト」として公開されている(2026年10月11日時点)。ガイドライン本体のPDFとは別に、参考資料の区画に番号付きで並んでいる。

チェックリストの項目はこの記事に書かれていますか。

書いていない。当サイトは、本文の読み取りが安定しなかった資料について内容を推測で補わない方針を取っているため、項目の文言は掲載していない。原典が無料で公開されているので、中小企業庁のページで参考資料6を直接開くのが確実である。

重要事項説明書のサンプルにWord版はありますか。

ある。参考資料11「M&A仲介契約/FA契約 重要事項説明書サンプル」は、PDF版・Word版・見え消し版の形式で掲載されている(2026年10月11日時点)。参考資料12「最終契約におけるリスク事項についての説明書サンプル」もPDF版とWord版が掲載されている。

契約書サンプルはいつ時点の版ですか。

参考資料7「各種契約書サンプル」は、2025年12月15日時点版として掲載されている(2026年10月11日時点)。同じ時点版の見え消し版も並んで掲載されているため、変更箇所を文面で追える。

今から何を準備すればいいですか。

工程と書式の対応を先に押さえ、そのうえで契約締結時の設問を解くのが先である。参考資料11で説明項目の並びを見て、参考資料6で確認の観点を見て、参考資料12で最終契約時の説明が別様式であることを確かめる。そのあとに無料模試を1回受け、契約締結時に関する設問で落としたものを特定する。試験日が公表されていない段階でも、この順番は変わらない。