この記事の目次(10項目)
結論:教材を買う時期は「試験日」ではなく「無料の範囲を使い切ったか」で決める
中小M&A資格試験(仮称)の教材を買う時期は、試験日の公表を待つかどうかではなく、無料で使える一次資料と無料の診断・模試を使い切ったかどうかで決めるのが当サイトの考え方です(当サイト案)。試験日・申込期間・受験料・受験資格は、2026年10月22日時点で公表されていません。公式テキスト・公式講座・公式問題集も同日時点で公表されておらず、試験は新設のため過去問は存在しません。
公表を待たなくても、出題範囲の現状案はすでに読めます。中小企業庁の検討会第4回資料2(2026年3月17日)は4科目・60問程度・120分・CBT方式と合格基準の3層を現状案として示し、資料3は科目ごとの小項目と優先出題項目(●印)を示しています。教材が扱う範囲はすでに公表資料で決まっているため、「何が出るか分からないから買わない」という理由は成り立ちにくくなっています。
一方で、教材は使わなければ費用だけが残ります。そこで本記事は、公表前に買うリスクと待つリスクを並べ、判断基準4つ・買わなくてよいケース・買う前に確かめる5点を示します。勉強そのものを始める時期は、勉強をいつから始めるかの記事で扱っています。
教材を買う判断に関係する公表状況(2026年10月22日時点)
| 項目 | 状況 | 買う判断への影響 |
|---|---|---|
| 試験日・申込期間 | 公表されていない | 「試験までの残り日数」から逆算する買い方はまだできない |
| 実施時期の想定 | 公募要領に、仮に一斉開催とした場合の実施時期として「1月~2月」の3日間を設定することを想定と書かれている(年の記載はなく、詳細は中小企業庁と協議) | 時期の目安にとどまり、確定日程として計画を組めない |
| 実施日の選び方の想定 | 公募要領に、年3回程度の試験実施日から受験者が選び、受験はそのうち1回のみと書かれている | 1回で合格基準に届く準備が要る |
| 試験形式・合格基準 | 60問程度・120分・CBT、総得点70〜80%程度・科目別50%程度・禁忌肢(いずれも現状案) | 教材がこの形式に合わせているか、変わったときの扱いを確かめる |
| 公式テキスト・公式問題集 | 公表されていない | 今買える教材はすべて民間が公表資料をもとに作ったもの |
| 実施団体の案内 | 株式会社銀行研修社のサイトに本試験の案内・教材の掲載はない(編集部確認) | 実施団体からの教材の案内は現時点でない |
中小企業庁の検討会は第5回(2026年7月21日)が最新で、第6回の資料ページは2026年10月22日時点で存在しません(編集部確認)。公表状況の全体は、確定していること・していないことの一覧ページで随時更新しています。
公表前に買うリスク3つ——形式の変更・公式テキストの公表・使わずに終わる
1つ目のリスクは、試験の形式が変わることです。60問・120分・出題割合・合格基準の数値は、検討会第4回資料2の現状案です。正式な形式が公表されたときに、教材の問題が古い形式のまま残ると、配分や時間の感覚がずれます。買う前に、公表内容が変わった場合に教材をどう扱うか(更新されるか・追加料金がかかるか)を確かめてください。
2つ目のリスクは、公式テキストや公式の問題集が後から出ることです。公式の教材が公表されれば、出題の母体を確かめる資料として読む価値があります。ただし、読む資料と解いて確かめる演習教材は役割が違うため、公式テキストが出ても演習の必要がなくなるわけではありません。公式テキストが出たときの切り替え方は、教材の選び方の記事で扱っています。
3つ目のリスクは、買ったまま使わずに終わることです。利用期間が「購入日から」数えられる教材では、早く買うほど試験前に残る期間が短くなります。試験日が未公表のいま、期間の起点と長さ、延長の有無を買う前に確かめておくことが、このリスクへの備えになります。
待つリスク——準備期間を自分で選べなくなる
待つ側のリスクは、試験日の公表から試験までの期間が2026年10月22日時点で公表されていないことです。公表から試験まで十分な期間があるとも、短いとも断定できません。公表日に教材選びから始めると、申込・支払いの手続きと教材選びが同じ時期に重なります。
公募要領は、受験者が年3回程度の実施日から1つを選び、受験はそのうち1回のみとする想定を示しています。どの実施日を選ぶかを決める材料として、公表の時点で自分の科目別の正答率が分かっていると判断が早くなります。公表日にやることの順番は、試験日が公表されたら最初の7日でやることの記事にまとめています。
判断基準4つ——今買う側に傾くか、待つ側に傾くか(当サイト案)
| 判断基準 | 今買う側に傾く状態 | 待つ側に傾く状態 |
|---|---|---|
| ① 無料の範囲を使い切ったか | 無料の診断・模試を一通り受け、同じ問題が多くなって点の伸びを測れない | 無料の診断・模試をまだ受けていない、または一度しか受けていない |
| ② 科目別50%を下回る科目があるか | 60問模試で科目別の最低基準50%程度(現状案)を下回る科目がある | 全科目で50%を上回り、一次資料の精読が先に残っている |
| ③ 使える学習時間 | 平日に少しずつ時間を取れ、公表前から演習を積みたい | 当面は時間が取れず、教材を開く日が決まっていない |
| ④ 公表後の扱いと返金条件 | 形式が変わったときの扱いと返金条件を読み、受け入れられる | 条件を確かめていない、または条件が合わない |
4つのうち①と②が「今買う側」に当てはまる場合は、公表を待たずに演習教材を足す理由があります(当サイト案)。①が「待つ側」の段階では、先に無料の範囲を使うほうが費用をかけずに現在地を測れます。③と④は、買うかどうかではなく、どの教材をどの条件で買うかを決める基準です。
②で科目別50%を見る理由は、合格基準の現状案に科目別の最低基準が含まれ、総得点が届いても1科目が50%程度を下回ると不合格になり得るためです。弱い科目の問題を厚く解く必要があるかどうかは、無料の60問模試の科目別の正答率で判断できます。
買わなくてよいケース
無料の10問クイック診断・20問精密診断・60問模試をまだ受けていない人は、今は教材を買わなくてかまいません。当サイトで無料で解ける問題は全部で78問あり、現在地を測るにはこの範囲で足ります。
中小企業庁の検討会第4回資料2・資料3と中小M&Aガイドライン第3版をまだ読み始めていない人も、買う前に一次資料を通読するほうが先です。どの教材も出題の根拠はこれらの一次資料にあり、全体像を知らないまま問題を解くと、解説を読んでも位置づけがつかみにくくなります。
受験するかどうかをまだ決めていない人は、受けるべきかの判断を先に済ませてください。勤務先が研修として教材を用意する可能性がある人は、個人で買う前に人事・研修の担当者に確かめると、二重の購入を避けられます。勤務先が教材を手配する場合の仕組みは、法人プランのページで説明しています。
公表前に合格対策パックを買うのが合う人
当サイトの合格対策パックが合うのは、無料の78問を一通り解き終え、2回目以降の模試で同じ問題が多くなって伸びを測りにくくなった人です。無料の診断・模試は毎回同じ78問の問題集から出題されるため、繰り返すほど記憶で解ける問題が増えます。合格対策パックの900問は、この78問とは別の問題です。
60問模試で科目別50%程度を下回る科目があり、その科目を論点ごとに解き直したい人にも合います。合格対策パックは、本番模試480問(60問×8回・120分)、論点別演習240問(科目・論点ごと)、分野特訓180問(計算、倫理・重要判断、長文・複合ケースを目的別に)の合計900問です。全問に選択肢ごとの解説・試験のポイント・出典が付き、学習ランク、科目別・論点別の状態、弱点TOP5、間違えたポイント、復習のタイミングを表示します。
当サイトの購入ページに記載の条件では、価格は9,800円(税込・一括払い・月額ではない)、利用期間は購入日から24か月で自動更新はありません。期間後は1年ごとの延長 2,980円を任意で選べます。スマホ・タブレット・PCのブラウザで動き、アプリは不要で、途中から再開できます。無料の診断・模試の結果は購入後も引き継がれます。
買う前に確かめる5点——どの教材にも使える確認表
| 確かめること | なぜ確かめるか | 当サイトの合格対策パックの場合(購入ページに記載の条件) |
|---|---|---|
| ① 利用期間の起点と長さ | 試験日が未公表のため、期限が試験前に切れないかを見る | 購入日から24か月・自動更新なし。期間後は1年ごとの延長 2,980円(任意) |
| ② 形式が変わったときの扱い | 60問・120分などは現状案で、正式な形式は未公表 | 試験制度の公表内容が変わった場合は問題・解説を確認のうえ更新し、追加料金はかからない(買い直し不要) |
| ③ 返金の条件 | 合わなかったときに取れる手段を先に知る | 購入後14日以内かつ有料問題の解答が50問未満なら、問い合わせから全額返金(返金後は利用停止) |
| ④ 解説を購入前に見られるか | 解説の質は買う前に確かめにくい | 有料版の解説を5問、購入前に全文で見られる |
| ⑤ 問題の作り方と限界 | 公式の問題は未公表で、民間の教材は作り手の点検に依存する | 一次資料を根拠に当サイトが作成し全問に出典を表示。専門家(弁護士・税理士等)による全問の確認は完了していない。公式の問題ではない |
①の期間は、2026年10月に買えば2028年10月まで(購入日から24か月)です。試験日は未公表のため、期間内に何回目の実施日が来るかを当サイトは断定しません。⑤のとおり、合格対策パックの問題は正答が1つに定まるか・出典との食い違いがないかを点検していますが、誤りが残る可能性はあり、指摘は問い合わせで受け付けて根拠を確認して直します。合格を保証する教材ではありません。
市販の問題集や通信講座を比べるときも、同じ5点を各教材の案内で確かめてください。支払いはクレジットカード(Stripeの決済画面で、カード情報は当サイトで保持しない)で、決済完了後すぐマイページから使えます。教材の中身をさらに詳しく見たい場合は、合格対策パックの中身を判断材料としてまとめた記事を参照してください。
待つと決めた人の段取り
待つと決めた人は、無料会員登録をして20問精密診断と60問模試の結果を保存しておくと、公表日にその結果を見て買うかどうかを判断できます。公表日には、中小企業庁または実施団体の原典で試験日・申込期間・受験料・試験形式を確かめ、申込の締切を先に押さえてから教材を決める順番が安全です(当サイト案)。
無料と有料の教材で何が違うのか、無料だけで足りるのかの判断は、無料と有料の教材の違いの記事で扱っています。本記事は「いつ買うか」、そちらは「何で学ぶか」を判断する材料です。
試験日が公表されてから教材を買っても間に合いますか?
公表から試験までの期間は2026年10月22日時点で公表されていないため、当サイトは間に合うとも間に合わないとも断定しません。無料の診断・模試で科目別の正答率を先に測っておけば、公表日に教材を買っても、弱い科目の演習からすぐ始められます。
公表前に買って試験の形式が変わったら、買い直しになりますか?
当サイトの合格対策パックは、試験制度の公表内容が変わった場合(正式な形式の公表を含む)、問題・解説を確認のうえ更新し、追加料金はかかりません(買い直し不要)。他の教材は扱いがそれぞれ異なるため、各教材の案内で確かめてください。
公式テキストが出るまで待ったほうがよいですか?
公式テキストは2026年10月22日時点で公表されておらず、公表されるかどうかも示されていません。公式テキストは出題の母体を読む資料で、問題を解いて理解を確かめる演習教材とは役割が違います。待つ間も、一次資料の通読と無料の診断・模試は始められます。
今買うと、試験の前に利用期限が切れませんか?
合格対策パックの利用期間は購入日から24か月で、2026年10月に買えば2028年10月までです。試験日は未公表のため、期間内の実施日を当サイトは断定しません。期限後も続けたい場合は、1年ごとの延長 2,980円(任意)を選べます。
今から何をすればいいですか?
まず10問クイック診断(登録不要)で総合の正答率と最も低い科目を確かめ、無料会員登録をして60問模試を120分で1回受けてください。科目別50%程度を下回る科目があり、無料の問題を一通り解き終えたら、有料版の解説見本5問を読んで買うかどうかを決めます。
次の一歩:60問模試を1回受け、科目別50%を下回る科目があるかを見てから決める
今日できることは、無料会員登録をして本番形式60問模試を120分で1回受け、科目別の正答率に50%程度を下回る科目があるかを確かめることです。試験日の公表を待つ間にこの結果を持っておけば、公表日に「買う・待つ」をその場で決められます。無料会員登録をすると、20問精密診断と60問模試の結果が保存され、購入した場合も結果は引き継がれます。