この記事の目次(6項目)
  1. 中小M&A資格の問題集の現状——公式の問題集も過去問もなく、公表問題は5問
  2. 問題集を選ぶ5つの基準(当サイト案)
  3. 何問解けばよいか——公表された目安はないので「科目別の正答率」で測る
  4. 問題集の回し方——1周目は時間を計らず、仕上げに60問を120分で通す(当サイト案)
  5. 無料で解ける当サイトの問題(10問・20問・60問)
  6. 次の一歩:無料会員登録をして、本番想定60問模試を120分で1回解く

中小M&A資格の問題集の現状——公式の問題集も過去問もなく、公表問題は5問

中小M&A資格試験(仮称)の公式テキスト・公式講座・公式の問題集は、2026年10月9日時点で公表されていません。試験は2026年10月9日時点で一度も実施されておらず、過去問は存在しません。

中小企業庁の検討会第4回資料2で公表された問題は、正式のサンプル問題4問(4科目各1問)と参考の禁忌肢問題1問で、いずれも四肢択一です。この5問以外の演習問題は、どれも作成者が独自に作った問題です。本番と同じ問題が出ることを示すものではないため、問題集は「本番に近い練習ができるか」で選ぶことになります。

問題集を選ぶ5つの基準(当サイト案)

①出題割合に沿った科目配分:検討会第4回資料2の出題割合(現状案)は、M&A実務35〜40%、倫理・行動規範25%、財務・税務20〜23%、法務17〜18%です。60問に換算すると実務21〜24問・倫理15問前後・財務・税務12〜14問・法務10〜11問が目安で、これは当サイトが出題割合から算出した値であり公表値ではありません。合格基準の現状案には科目別の合格最低基準50%程度があり、1科目でも50%を下回ると不合格になり得るため、特定の科目に偏った問題集では捨て科目をつくれない設計に備えにくくなります。

②四肢択一であること:本番の出題形式は四肢択一(現状案)です。○×式や用語の穴埋めだけの問題集では、4つの選択肢を比べて1つを選ぶ練習になりません。

③事例・判断型の問題が入っていること:公表サンプル問題には、スキーム選択の比較判断、FCF算定の計算、契約条項(免責)の効力判断、独占業務の境界判定といった型があり、参考の禁忌肢問題は事例での状況判断を求めます。用語の定義を問う問題だけでなく、状況を読んで判断する問題が含まれているかを確認します。

④選択肢ごとの解説と根拠資料:正答の番号だけでなく、誤りの選択肢がなぜ誤りか、その根拠がどの資料にあるかが示されているかを確認します。過去問がない試験では、解説の根拠を中小M&Aガイドラインや検討会資料などの一次資料で確かめられることが、問題の質を判断する手がかりになります。

⑤科目別50%を測れる問題量:1科目あたり数問しかない問題集では、1問の正誤で正答率が大きく動き、50%に届いているかを判断しにくくなります。少なくとも60問換算の目安に近い問題数を、科目ごとにまとめて解けるかを確認します。出題範囲一覧(検討会第4回資料3)で●印が付いた優先出題項目を扱っているかも、あわせて見ておきます。

何問解けばよいか——公表された目安はないので「科目別の正答率」で測る

合格に必要な演習の問題数について、中小企業庁や委託先が示した目安は2026年10月9日時点で公表されていません。確定した合格ラインも2026年10月9日時点で公表されていません。

当サイトは、問題数を数字で決めるより、4科目すべてで正答率が50%を安定して超え、総得点が合格基準の現状案である70〜80%程度に近づいているかで進み具合を測ることをおすすめしています(当サイト案)。同じ問題を繰り返すと答えを覚えて点が上がるため、正答率は初めて解く問題で測ります。

問題集の回し方——1周目は時間を計らず、仕上げに60問を120分で通す(当サイト案)

1周目:時間を計らずに解き、選択肢ごとに「なぜ正しいか・なぜ誤りか」を説明できるかを確かめます。正解しても説明できなかった問題には印を付けます。

2周目(間違い直し):1周目で間違えた問題と、印を付けた問題だけを解き直します。解説の根拠資料に当たり、その論点を出題範囲一覧のどの項目にあたるかまで確認します。

仕上げ:60問を120分で通して解きます。60問程度・120分は現状案で、1問あたりの時間は平均2分です。科目別の正答率が50%を下回る科目があれば、その科目の論点に戻ります。

倫理・行動規範には禁忌肢が設けられる設計(現状案)で、禁忌肢の設問数と閾値は2026年10月9日時点で公表されていません。倫理・行動規範の問題は、正答率だけでなく、間違えたときにどの選択肢を選んだかまで見直します(当サイト案)。

無料で解ける当サイトの問題(10問・20問・60問)

10問クイック診断は登録不要で、4科目から10問、約5分(制限時間10分)です。総合の正答率と最も低かった科目が表示されます。20問精密診断は無料会員向けで、配分は7/5/4/4問(M&A実務・倫理・行動規範・財務・税務・法務の順)、約10分(制限時間20分)です。科目別の正答率・弱点TOP3・次に確認する論点が表示されます。

本番想定60問模試は無料会員向けで、公表された出題割合の現状案を当サイトが60問に配分した21/15/13/11問(同順)を120分で解きます。解いている間は回答済み・未回答・見直しの状態が表示され、終了後は科目別の正答率と、科目別の最低基準50%を下回る科目を確認できます。いずれも中小企業庁や委託先による合否判定ではなく、合格を保証するものでもありません。

当サイトには有料の「中小M&A資格 合格対策パック」(9,800円・税込・一括払い、利用期間は購入日から24か月・自動更新なし)もあります。本番模試480問(60問×8回)・論点別演習240問・分野特訓180問の計900問で、全問に解説と根拠資料を表示します。当サイトが作成した民間の演習教材で、中小企業庁や委託先が作った教材ではありません。無料の診断・模試の結果は購入後も引き継がれ、一次資料を読む前に買う必要はありません。

中小M&A資格の過去問はどこで手に入りますか?

手に入りません。試験は2026年10月9日時点で未実施で、過去問は存在しません。中小企業庁が公表した問題は、サンプル問題4問(4科目各1問)と参考の禁忌肢問題1問の計5問で、いずれも四肢択一です。

公式の問題集は出ますか?

公式の問題集や公式テキストが出るかどうか、出る時期は、2026年10月9日時点で公表されていません。公表を待つ間も、出題割合と合格基準の現状案に沿って四肢択一の演習を進めることはできます。

問題集は1冊を繰り返すべきですか、複数を解くべきですか?

公表された目安はありません。当サイトは、5つの基準を満たす問題を上の3段階で回し、科目別の正答率が50%に届かない科目が見つかったときに、初めて解く問題で補うことをおすすめしています(当サイト案)。

次の一歩:無料会員登録をして、本番想定60問模試を120分で1回解く

今日やることは、無料会員登録(メールアドレスとパスワードだけ・約1分)をして、本番想定60問模試を120分で1回解き、4科目の正答率を確かめることです。試験日は2026年10月9日時点で公表されておらず、問題集を選ぶ前に弱い科目が分かっていれば、どの科目の問題を厚くすべきかを今のうちに決められます。無料会員の結果はマイページに保存され、次回の結果と比べて弱点の変化を確認できます。